ミサキ 的个人资料ミーの結婚&妊婦奮闘記 @ little MOV...照片日志列表 工具 帮助

日志


2006/3/30

東京タワー +α

「東京タワー おかんと、僕と、ときどきおとん」  読了
 
2月から読み始めた リリー・フランキーの本を 今日読み終えました。
読んだり 読まなかったりが続き、 いつ終わるんだろう…と思っていたけど、
最後の方になると もう 読むのも 涙も 止まらなかった。
 
内容は 簡単に言うと、 主にリリーさんとお母さんの人生 + ときどき別居しているお父さんの事
子供の頃からの家族関係が複雑で その部分もホントに詳しく 書かれてあった。
私は言葉にするのが苦手なので、 詳しくは本を読んでみてください。かなりお勧めです
 
リリーさんは TVで観る時とのギャップに驚きました。繊細な方で 凄く好感を持ちました。
私には未知の世界である 東京の姿を 感じさせてくれてます。
東京タワーからみた 東京は、 巨大な霊園 のよう。 高層ビルも 巨大な墓石のように見える。
東京って なんて 空虚な場所 なんだろうっと思った。
 
そんな中に リリーさんを頼りに 上京してきた おかん。
周りの反対を受けながらも 東京へ出てきたおかんは 東京という街に 染まらない人だったんだなぁって思う。上京すると人は、 その流れに流されながら 自分を見失い 夢を見失ってしまう人もいるそうで、 そんな中おかんは 自分という個性を そのまま 周りの人に与え続けていた。 沢山の人にご飯をご馳走していたし、楽しそうに飲んでたし… とても気配りのできる人が心から好きな方だったんだと思う。
 
この本を読んでいると、 自分の母の事を思い出す。
私は母を 10年前に 交通事故で亡くしている。 当時は 突然の事で何が起こっているのかさえ分からなかった。 これから免許を取って ドライブや買い物に楽しい事が待っていたはずなのに。
仕事を始めたら旅行にも連れて行けたはずなのに。 19歳の母は、 私を産みそれから37歳まで。私たちを育てる事が 生活の中心になっていたはずである。まだまだ遊びたかったであろう20代の母の人生は全て私たちの注ぎ込まれていた。 それなのに 母に感謝の言葉を伝える事も、 親孝行も、 何もしてあげられなかった…。 子供にとって 母親とは父親とは違って とても特別な存在である様に感じる。 
母は、 とても明るい人だった。誕生日の時は必ず沢山の料理を下手ながらに作ってくれていた。
近所の子供も呼んで、 誕生日会をよく開いていた。忘れ物をすると、学校まで持ってきてくれて
その度に 友達とも挨拶をして よく笑っていた。 私はそんな母がとても大好きで 自慢だった。
仕事から疲れて帰ってきた日には そのまま居間で眠っていたし、 私が寝ている布団に潜り込んでくる事もあった。料理も手伝わされながら、よく教えてもらっていた。 おにぎりが上手くにぎれなくて
何故か悔しくて泣いている私を 突き放しながらも 最後まで見守ってくれていた。 夜遅くまで勉強していると必ず温めたココアや牛乳を 持ってきてくれたし、夜食を作ってくれていた。
思い出して 書き出すときりが無いけど 母はホントによく笑っていた。そして とても明るかった。
 
リリーさんは この本で おかんの素晴らしさ おかんがいた事を 一生残したかったんだと思う。
作家さんは 自分の気持ちを しっかりと言葉にできてホントに羨ましい。
有名人ではなくても、 おかんがいた証が おかんを知らない人にも 伝わっていく。
私はせめて このブログの中で 母がいた証を 残しておきたく 思わずダラダラと書いてしまった。
 
本の感想を書くはずが 思いっきり横道にそれてしまいました・・・。
「東京タワー」 かなりのお勧めです。 母親の大切さを思い出させてくれる とても温かい本です
ぜひぜひ 読んでみてください。